2026年10月5日月曜日

歴史を紀行する

『歴史を紀行する』(文春文庫、2010年)
 
 いつも古書ばかり買っている私が、司馬遼太郎の『歴史を紀行する』の文庫本を久しぶりに新刊で購入した。
 この本の「近江商人を創った血の秘密〔滋賀〕」という章に「石塔寺にゆけば、近江がわかる」と書いてある。
 このことは、拙著『やっぱり滋賀が好き』の第1章「湖東」の「阿育王山石塔寺」(注1)でも触れている。
 (注)『やっぱり滋賀が好き』(8~11頁)

石塔寺(『やっぱり滋賀が好き』9頁)

 詳しくはそちらをご覧いただきたいが、15年前に石塔寺を訪問した時、摩訶不思議なものを確かに感じた。
 石塔寺があるのは東近江寺の八日市の山沿いで、蒲生野といわれる琵琶湖の東側に開けた平地の端である。
 少し北へ行けば、やはり山沿いに以前に投稿した胡宮神社(注2)や多賀大社などの寺社仏閣が点在する。
 (注2)知命庵: 胡宮神社(クリックすると飛びます)

 石塔寺と胡宮神社の中間には百済寺(注3)がある。そこへ行けば、正に「歴史を紀行する」ことになる。
 (注3)知命庵: 邪馬台国の秘密を参照(クリックすると飛びます)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

司馬遼太郎は、湖西のみちから街道をいくシリーズを始めたと記憶しています。
近江の魅力は奥深いですね。

大鯰 さんのコメント...

コメント、ありがとうございます。その通りです。「街道をゆく」は近江から始まります。拙著『やっぱり滋賀が好き』の帯にも、「『近江』というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この国が好きである」という「街道をゆく」の冒頭を引用しました。近江の古代は、大げさに言うと日本の古代であり、興味は尽きません。