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| 『仏教は、いかにして多様化したか』(NHK出版、2025年) |
西武新宿線の野方へ用事で出かけた時、時間つぶしにブラブラしていたら商店街に小さな書店があった。
その店の2階でこの本を見つけて、目次の第4章の中の「世俗化した日本の仏教」が気になって購入した。
159頁に『明治政府は、「仏教の僧侶は肉食しても、正式な妻を持っても構わない」という衝撃的な布告を発しました』と書いてある。
これまで私は、日本の僧侶の肉食妻帯は浄土真宗の開祖である親鸞から始まったとばかり思っていた。
しかし、浄土真宗以外の宗派では肉食妻帯は明治までは大っぴらにには行われていなかったのだろう。
昨年6月投稿の「アーネスト・F・フェノロサ」(注)で、フェノロサが崇拝した僧侶の敬徳について「僧侶の肉食妻帯が認められても戒律を厳守し布教に命を懸ける高僧」と書いてある意味がわかった。
(注)知命庵: アーネスト・F・フェノロサ②(クリックすると飛びます)
肉食妻帯自体の是非を問う気はないが、結果として僧侶は世襲となり、住職を代々継ぐことになった。
かつて僧侶は学僧であり、仏教が社会に役立つには学問として見直す必要があるのではないかと思う。

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