2026年2月10日火曜日

信楽焼

 近くの公園で先週末から大陶器市をやっている。土日は雪で行けなかったので、月曜日に出かけてみた。
 午前10時の開店でまだ11時過ぎだというのに結構な人出である。私は自転車だが、自動車で来ている人もいるのだろう。
 看板に信楽焼の名前も書いてあったので探してみるがなかなか見つからない。やっと見つけたのが写真の花瓶である。

大陶器市の信楽焼の花瓶

 昨年10月に投稿した「紫香楽宮跡」でも引用したが、『やきもの鑑定入門』(芸術新潮編集部、1983年)の中で、土門拳が「わが信楽」として「信楽の壺にみられるそれらの魅力のすべては、天工になるものである」と言うとおり、信楽の魅力は土そのものの魅力である。
 しかし、こんな工芸品になってしまってはとても手が届かない。お店も売れるとは思っていないだろう。
 結局、私が買ったのはアウトレットとして300円で売られていた波佐見焼のお椀である。写真ではわかり難いが瑠璃色をしている。

私が買った波佐見焼のお椀

 家族に見せても「また要らないものを買った」と言われるのがオチである。しばらく本棚に飾っておこう。

2026年2月9日月曜日

なごり雪

 

「なごり雪」 youtubeより

 昨日の雪がいろいろな場所に残っている。道端にも公園にも自宅の駐車場にも。晴れているので午前中になくなるだろう。
 久しぶりに「なごり雪」を聴いた。イルカのバージョンが有名だが、伊勢正三の作詞作曲でかぐや姫が歌っていた。
 伊勢正三の曲はサビがわかりやすい。「今 春が来て 君はきれいになった」という部分が、この曲のサビである。

 子供はいつの間にか成長する。昨日、息子が中学生の時から乗っていた自転車を買い替えた。写真の自転車はもうすぐなくなる。

雪が残った息子の自転車


雪が降る日に

 

「雪が降る日に」 youtubeより

 昨日は朝起きると雪が降っていて、昼過ぎまで降り続いた。9時に雪の中を息子の自転車を買いに近くの自転車屋に出かけた。
 昨夜から原因不詳の腹痛に悩まされ、バナナとヨーグルトしか口にできず、夕飯にやっと僅かなご飯とみそ汁を食べた。
 NHKの選挙速報で下馬評どおり自民党が大勝するのを見て、早々に布団にもぐりこんだ。

 今日も日陰には雪が残っているだろう。体調が悪いと気弱になるが、先日の深大寺のおみくじ「生死十に八、九は生たり悪人は死すべし」を支えに頑張ることとする。


2026年2月7日土曜日

スカボロフェア(Scarborough Fair)

  前日に投稿したブレッド&バターの曲は、歌詞の中に「サイモン&ガーファンクル」という言葉が出てくる。
 それだからと言う訳ではないが、今回はサイモン&ガーファンクルの「スカボロフェア」を取り上げる。
 最初に聴いた時この曲のどこがいいのかわからなかったが、この頃その良さがやっとわかるようになってきた。

「スカボロフェア」 youtubeより

 'Parsely, sage, rosemary & thyme'とスカボロフェアで売っているハーブが続いた後、唐突に'a true love of mine'が出てくる。
 つまり亡くなった昔の恋人を思い出して偲んでいるのである。'my true love'でもいいが、韻を踏むためにひっくり返している。
 イングランドの民謡をサイモン&ガーファンクルが取り上げて有名になったそうだが、静かなメロディが哀しさを引き立てる。

 さすがはアメリカが生んだ史上最高の男性デュオと言われるだけのことはある。他の名曲もいつか取り上げることになるだろう。
 


2026年2月6日金曜日

あの頃のまま

 ブレッド&バターの「あの頃のまま」を取り上げる。兄弟のフォークデュオである彼らの代名詞とでも言うべき曲である。
 1979年7月の発売というから今から50年近く前であるが、今でもラジオ番組などで時々耳にすることがある。
 作詞作曲は呉田軽穂であるが、何のことはないユーミンの別名である。そう思って聴くとユーミンらしい気がする。

「あの頃のまま」 youtubeより

 学生時代が終わって社会人になっていく仲間を横目で見ながら、変わらない自分のことを歌った曲である。
 サビの部分の「人は自分を 生きていくのだから」という歌詞は、何度聴いてもその通りだと思う。
 定年後もパートで働いていようが、年金暮らしをしていようが、自分の人生であることに違いはない。

 だからもう仕事はしないと開き直るつもりはない。責任を持って自分の人生を生きていると言えるかどうかが重要だと思う。




 

2026年2月5日木曜日

虹と雪のバラード

 明日(2月6日)から冬季オリンピックが始まる。22日までイタリア北部のミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催される。
 私にとって記憶に残る冬季オリンピックは、1972年2月3日から2月13日まで北海道札幌市で開催されたものである。
 中学1年だった私はオランダのスピードスケート選手で3つの金メダルを獲得したアルト・シェンクの真似をして、校舎の廊下をスリッパで滑っていた。

「虹と雪のバラード」 youtubeより

 上記の「虹と雪のバラード」は札幌オリンピックのテーマソングだった。ジャケットにも"札幌オリンピックの歌"と書いてある。
 今聴いても、歌全体に冬晴れの日の明るい清涼感が感じられる。高度経済成長期の末期で社会全体が希望に満ちていた。
 第二次世界大戦が終わって四半世紀が経ち、ユートピアニズムの下、もう二度と世界戦争が起こることはないと誰もが思っていた。

 あれから50年以上が経過し世界は再び分断されつつある。オリンピックを契機に世界が平和へ向かうことを願う。
 


Que Sera

 ホセ・フェリシアーノの'Que Sera'である。先日のスペイン語とイタリア語の歌の投稿を見た友人が教えてくれた。
 プエルトリコ出身のホセはスペイン語が母国語であるがイタリア語でも歌う。1971年のサンレモ音楽祭で第2位に入賞した。
 スペイン語版、イタリア語版に加えて、下記のとおり日本語に訳されたバージョンもあったので並べてみた。

'Que Sera'(スペイン語版) youtubeより

'Che Sara'(イタリア語版) youtubeより

「ケ・サラ」(日本語版)

 日本語版を聴くとわかるが、「ケ・サラ」とは「これからどうなるんだろう」というような意味である。
 この歌を教えてくれた友人は1971年のサンレモ音楽祭の時は15歳で、何故か涙が出て止まらなかったそうだ。
 とてもいい人で私は大変お世話になった。一緒に仕事をしたのは1年8ヵ月だったが、昔から知っていたような気がする。

 いい歌は一度聴いたら忘れられない。「ケ・サラ」の旋律を聴けば、その友人のことを思い出すに違いない。