8月12日の投稿で『人新世の「黙示録」』を読んでみると書いた。表紙の帯にあるとおり、「人新世」シリーズ第2弾である。
今回は「脱成長コミュニズム」ではなく「暗黒社会主義」を掲げる。気候変動にマルクスの思想で対抗する発想は面白い。
しかし、「暗黒」という言葉には、違和感を正直感じた。未来が「暗黒」なものであるとしたら、人はついてくるだろうか。
筆者は「未来はやはり、本書を読んだあなたが、それに向けて立ち上がる決断をするかどうかにかかっている」と結んでいる。
私は、明るいとは言えないまでも希望のある未来がいい。そのために、パラダイムシフトが求められているのは間違いない。

