2026年5月29日金曜日

片想い

「片想い」 youtubeより

 浜田省吾が広島県出身なのは知っていた。私より年上の1952年生まれで、呉三津田という名門高校卒である。
 演歌みたいな歌詞のポップス「片想い」は、1981年発売の7thアルバム『愛の世代の前に』に収録されている。
 「あの人のことなど もう忘れたいよ」で始まり、「愛を求めた片想い」で終わる、悲しい片想いの歌である。

 片想いにも良い点はある。恋は永遠に続かないが、片想いに終わりはない。モテない男の強がりと思いつつ。

2026年5月28日木曜日

蒲団

『蒲団』

 上記の文庫本が古書店の軒先に50円で並んでいた。田山花袋の『蒲団』(新潮文庫、1952年)を読もうと購入した。
 『蒲団』のことは高校の教科書に「私小説の始まり」と書いてあったと記憶しているが、読んだことはなかった。
 明治40(1907)年の執筆で現在とは時代背景が異なるが、主人公の中年男が若い女の弟子に抱く感情は同じ気がした。

 田山花袋の文章は読み易かった。「同衾」という言葉をこの小説で知った気がしていたが、本には出てこなかった。

Suck it up!

 久しぶりにニューヨークの思い出を投稿したくなった。35年前、私はJETRO N.Y. 事務所で働いていた。
 先日、実家を整理していて当時の写真を見つけた。右がミシェル、左がクリスティーンで、真ん中が私である。
 ミシェルは昨年10月に投稿した「知命庵: Grandpa Kuma」(クリックすると飛びます)に登場している。

35年前のJETRO N.Y. 事務所で

 実はもう一人、仲が良かったのがクリスティーンで、写真を見てのとおり、二人ともとても可愛かった。
 昨年11月投稿の「知命庵: Disgusting」(クリックすると飛びます)に登場した佐藤さんも一緒に飲んだ。
 彼らが話す英語に付いていけない私に、クリスティーンが'Suck it up!'「飲め!」と言ったのを憶えている。 

寄せ書きの表紙

 JETRO N.Y. 事務所にいたのは約1年だったが、帰国の際に特大(縦43cm、横55cm)の寄せ書きをもらった。
 'Is there some way you can leave without going away?' とあって、多くの同僚のメッセージが書いてある。
 因みに、ミシェルとクリスティーンのメッセージは次のとおりで、クリスティーンの真面目な性格が出ている。
  ミシェル:So long and suck it up.
  クリスティーン:Judging by the number of people who signed this card, it's obvious everyone at JETRO enjoyed working with you - me included! I wish you the very best - See you again soon.
  
 クリスティーンはその後日本語教師をしていたが、音信不通になった。いつか連絡が付くことを願っている。

Killing Me Softly with His Song(やさしく歌って)

 
'Killing Me Softly with His Song' youtubeより

 この曲はネスカフェのCMで初めて聴いた。ロバータ・フラックの'Killing Me Softly with His Song'である。

 'Strumming my pain with his fingers.'から(Strum:つま弾く)
 'Singing my life with his word.'と続いて、
 'Killing me softly with his song.'となる。(Kill:悩殺する)

 CMが流れている時は言葉の意味など調べずに、なんとなく珈琲のイメージに合っているとだけ思っていた。

 今回、この曲が何を歌っているのかやっとわかってきた気がする。歌詞を理解することはやはり大切である。

2026年5月27日水曜日

甲賀びわます ささゆり

 「琵琶湖の魚で一番美味しいのはビワマスだと聞いた」と拙著『「びわ湖検定」でよみがえる』(100頁)で書いている。
 大津に住んでいた時は残念ながら食べる機会がなかったが、その後、東京や滋賀で何度か口にする機会があった。
 刺身はサーモンピンク色で臭みがなく、とても美味しかった。「ビワサーモン」と呼ばれているのがわかる気がする。

「甲賀びわます ささゆり」

 先日、滋賀県草津市に本社がある(株)アクアステージの代表取締役、大谷洋士氏と東京で会う機会があった。
 大谷氏とは私が大津に住んでいた時からの付き合いで、拙著『やっぱり滋賀が好き』にも登場している(105頁)。
 無換水で排水の出ない水質浄化装置を独自に開発し、様々な魚やエビの「完全閉鎖型陸上養殖」に取り組んいる。

「甲賀びわます ささゆり」の希少性

 ビワマスもその一つで、滋賀県甲賀市の廃校で養殖し、「甲賀びわます ささゆり」と命名して販売している。
 「お刺身サイズ」以外に「塩焼きサイズ」や「天ぷらサイズ」もあり、「コアユ」(注)に飽きた人に好評だと言う。
  (注)「コアユ」については、今年1月の投稿「知命庵: コアユ」を参照のこと
     (クリックすると飛びます)

 「コアユ」の佃煮や塩焼きも美味しいが、「ビワマス」の天ぷらと聞いて、思わず食べたくなってしまった。

「甲賀びわます ささゆり」 お刺身サイズ

 水質浄化装置は、有機汚泥を減少させ本来の景観を取り戻すもので、既に宇治平等院の池で実績を上げている。
 また、「完全閉鎖型陸上養殖」は、廃校や空いている団地の活用により地域活性化への貢献が期待されている。
 昨年7月に投稿した「知命庵: 鯖街道③」(クリックすると飛びます)でも触れたが、非常にユニークな事業だと思う。

 将来の夢を語る大谷氏と会って話をするのはいつも楽しい。その事業が益々発展することを心から願ってやまない。

2026年5月26日火曜日

倚鍤(いそう)碑

 「御門訴(ごもんそ)事件」をご存じだろうか。明治3(1870)1月に多摩地域で起こった農民たちによる民衆運動である。
 明治新政府による過酷な貯穀供出の命令に対して武蔵野新田12か村が反対し、当時の品川県の担当者は一旦認めた。
 しかし、県知事がそれを覆し、12か村の村役人は捕らえられ、取り調べの拷問により獄死するなど、犠牲者が出た。

御門訴事件記念碑(倚鍤碑)の看板

 私は、地元の物知りな人から「御門訴事件」を知り、ネットで調べていて「倚鍤(いそう)碑」の存在を知った。
 最終的に農民の要求が通り、この事件を記念して犠牲者を慰霊するため、明治27(1894)に「倚鍤碑」が建立された。
 漢和辞典では、「倚」は「たのむ」、「鍤」は「すき」(農具の一種)であり、農具を頼りに抵抗した農民のことだろうか。

「倚鍤碑」

 「倚鍤碑」は武蔵野市八幡町の五日市街道沿いに立っている。私は何度も自転車で通り過ぎながら今まで知らなかった。
 人間が暮らす地域には必ず歴史がある。知らないまま過ごしていることが多いが、それに気づくと景色も変わってくる。

2026年5月24日日曜日

拙著のご購入について(参考情報)

 先日、拙著2冊をAmazonで購入された方に『やっぱり滋賀が好き』の方は中古品しか買えなかった」と言われた。
 確かにAmazonで見ると『「びわ湖検定」でよみがえる』は新品があるが、『やっぱり滋賀が好き』は中古品しかない(新品やコレクター商品もあるが値段が異常に高い)
 ちょうど手持ちの在庫がなくなり出版社から新品を購入したところだったので、出版社へ問い合わせてみた。

 出版社からの回答は、概ね次のとおり。
・倉庫には新品在庫はまだあるが、Amazon売上予測システム自社内のデータしか見ないため、一般書店やリアルな場でなどの売れ行きが反映されない。
Amazonの倉庫も限りあるスペースという環境下にあることから、AIが一時的に発注を取りやめてしまっているのが原因と思われる。

・現在、Amazon上で「中古品」として表示されているものは、Amazonと契約を結んでいる外部の古書店や出品業者が、独自の在庫(古本など)マーケットプレイスという仕組みを通じて出品しているもの。


 私は、個人で数冊の在庫を常時保有し注文があれば郵送ないし手渡ししており、その際、簡単なペーパーを添付しています。
 そのペーパーには、それぞれの拙著について簡単な説明を書いており、お読みいただく上での参考としてお渡ししています。
 拙著のご購入を希望される方に私からの直接購入をお勧めしているのは、そのペーパーをお渡ししたいという理由もあります。

 拙著のご購入を希望される方は、私のメールアドレスskodama0601@gmail.com)宛送付先の住所を記載してご連絡ください。ご希望の住所へゆうメール等でお送りします。
 送料と消費税はおまけしており、代金(1冊目:2000円、2冊目:1800円)は所定の口座(書籍を郵送する際にお知らせします)に振り込んでいただきます。
 因みに、2冊とも私に著作権はなく、仮に売れたとしても私に儲けはありませんが、自分が書いたものを読んでいただきたいという気持ちはあります。

 最後に、昨年10月に投稿した「拙著の紹介」を添付させていただきます。
  知命庵: 拙著の紹介(クリックすると飛びます)