2026年8月30日日曜日

My Foolish Heart

'My Foolish Heart' youtubeより

 歌詞のない曲はあまり聴かないが、ジャズは少しだけ聴くことがある。ビル・エバンスもその一人である。
 ビル・エバンスのことは誰かに教えてもらった。いろいろ聴いていて'My Foolish Heart'という曲を知った。
 もともと歌詞のある曲らしいが、聴いたことはない。曲名とメロディから失恋の曲だろうと思っている。

 古今東西を問わず、恋は愚か者がすることと決まっている。そして、それがいつかは必ず終わることも。

チェスの話

『チェスの話』(みすず書房、2011年)

 「書痴」という言葉をご存じだろうか。辞書には「読書にばかりふけって世事に無関心である人」と書いてあった。
 この本の表題作「チェスの話」は、本好きで書痴を自認する俳優の児玉清がもっとも愛した作品と言われている。
  昨年5月に投稿したシュテファン・ツヴァイク(注)の短編集で、「書痴メンデル」というタイトルの作品もある。
(注)知命庵: シュテファン・ツヴァイクを参照(クリックすると飛びます)

 書店にはシュテファン・ツヴァイクの本はまだ並んでいる。まだ読んでいない書痴の方には是非お勧めしたい。

録外録

『録外録』(朝日文庫、1990年)

 自宅の近くの古書店の軒先で50円で売られている本がある。50円だからと言って馬鹿にしてはいけない。
 誰も読まなくなった本は死んだも同然で可哀そうだ。そう思って手に取ってみると、結構いい本がある。
 この『録外録』も50円で売られていた。著者の陳舜臣は直木賞作家で、中国の歴史について造詣が深い。

 この本は筆者が作品を書く際に調べたが使わなかったものを集めたもので、題名についても説明がある。
 元寇や明の時代の鄭和の大航海ついて書かれた箇所もある。表紙は海を渡る中国の船だと気がついた。
 元の太宗、オゴタイ汗による大量虐殺から漢民族を救った契丹族の耶律楚材の話などもとても面白い。

 中国の王朝では様々な民族が暮らし、生活、文化、宗教も多様だった。過去の歴史に学ぶことは多い。

2026年8月29日土曜日

アメリカちゃん

 
「アメリカちゃん」 youtubeより

 面白い曲を時々教えてくれる仙台在住のIさんが、今度は岡林信康の「アメリカちゃん」を教えてくれた。
 「トランプ政権の矛盾する対外外交姿勢を揶揄するようにも聞こえてくる」と言うが、そのとおりだと思う。
 なんだかんだ言ってアメリカはずっと戦争をしている。最強の軍隊を持つ性なのだろうかと思ってしまう。

 岡林信康が近江八幡の生まれとは知らなかった。父親は牧師でヴォーリズ(注)とも関係があると知った。
 (注)知命庵: ウィリアム・メレル・ヴォーリズを参照(クリックすると飛びます)

川越大師・喜多院

喜多院・慈恵堂

 今朝、小雨の中、川越大師・喜多院へ出かけた。西武新宿線の本川越駅から徒歩15分ほどのところにある。
 喜多院には私が敬愛する元三大師(注)が祀られているが、以前に参拝した時の記憶が残っていなかった。
 (注)『やっぱり滋賀が好き』112~124頁を参照

 そこで、改めて今回訪問してみることにしたもので、東照宮の門から入って、右手に進むと慈恵堂があった。

喜多院案内図

 着いたのが午前9時だったので人も疎らだった。慈恵堂にお参りすると、元三大師の護符が売られていた
 喜多院は長7年(830)の創建で、過去に3回焼失したが、2回目と3回目の復興に徳川家が関与している。
 このため、徳川家の影響が色濃く残り、東照宮や家光誕生の間、春日局化粧の間といったものまである。

 おみくじもあったが、通常の元三大師のとは違っていた。記憶に残っていない理由がわかった気がした。

強めて行なう者は志あり

『老子』(講談社学術文庫、1997年)

 「人を知る者は智」で始まる『老子』第33章の中に、「強(つと)めて行なう者は志あり」という言葉がある。
 講談社学術文庫で「目標をもって努力しているそこにこそ、すでに目標は達成されている」と説明されている。
 今年1月から取り組んでいることがあるが、なかなか思うように行かない。そんな時、この言葉に出会った。

 表面的なことではなく、自分自身を知ることが真の明智である。この言葉を糧にもう少し頑張ってみよう。

2026年8月28日金曜日

君が生まれた日

 
「君が生まれた日」 youtubeより

 ビリーバンバンの「君が生まれた日」。この歌も昨年12月に「砂漠の薔薇」を投稿した際、一緒に掲載した(注)。
 (注)「知命庵: 砂漠の薔薇」を参照(クリックすると飛びます)

 「最後の恋とわかっていた」で始まる歌詞は、歳を取ってからの出逢いを唄っているような気がすると書いた。
 サビの「君が生まれた日 僕が口づけた日 僕がうまれ変わった日 君と手を繋いだ日」が運命的に心に響く。

 しかし、出逢いは偶然である。いつ何が起きるか誰にもわからない。この歳になっても、それは変わらない。