2026年3月4日水曜日

悲惨な戦い

「悲惨な戦い」 youtubeより

 3月8日の日曜日から大相撲大阪場所が始まる。そこで少し早いが、なぎら健壱の「悲惨な戦い」を投稿する。
 1974年リリースで1988年まで放送禁止に指定された。下ネタに加えてNHKをイヌ呼ばわりしたからだろうか。
 歌詞には「引力」や「慣性力」といった言葉が出てきて実に面白い。ご存じない方は一度聴いてみてください。

 NHKのフォークソング特集でリクエストしたら放送してもらえるだろうか。まあちょっと無理な相談だろう。


 

2026年3月3日火曜日

次郎物語 五

  一昨日の投稿で書いたとおり、『次郎物語 五』を図書館で借りた。古い本だろうと思っていたが、2020年発行の岩波文庫版だった。
 「ー 友愛塾・空林庵」とあり、友愛塾が浴恩館、空林庵は空林荘がモデルと思われる。最寄り駅は東上線の下赤塚駅となっていた。
 年譜によれば、著者の下村湖人は佐賀県生まれで、熊本第五高等学校の友人を助けて大日本連合青年団講習所長になっている。

『次郎物語 五』(岩波文庫、2020年)

 この講習所が浴恩館で、湖人が1933年から所長だったが、軍国主義の影響により1937年に辞任し『次郎物語』も連載中止となった。
 1954年3月付の「あとがき」には、「戦争末期の次郎を第六部、終戦後数年たってからの次郎を第七部として描いてみたい」と書かれている。
 その願いは叶わず、1955年4月、71歳で亡くなった。社会教育家の湖人とすれば、次郎の姿を通して戦前・戦後の日本を書きたかったのだろう。

 私も小学生の時に『次郎物語』を読んだ記憶がある。浴恩館へ今回行くまでは全く忘れていたが、第一部から読み直した方がいいかもしれない。

 

唇をかみしめて

「唇をかみしめて」 youtubeより

 吉田拓郎の「唇をかみしめて」は昨年11月に「落陽」に付随して投稿しているが、もう1回投稿することにしたい。
 私はおせっかいな性格なのだろう。思い付いては勝手に人に手紙を書き、何の反応もないのを少し寂しいと思う。
 この曲の「自分の明日さえ目に写りもせんけれど おせっかいな奴やと笑わんといてくれ」という歌詞を思い出す。

 この性格はもう変わることはないだろう。迷惑にならないよう気をつけなくてはいけないと思う今日この頃である。


2026年3月2日月曜日

原作『国宝』

『国宝』(朝日文庫、2021年)

 映画『国宝』の原作(朝日文庫、2021年)を読んだ。映画を見る前に本屋で見て、後から読もうと買っていた。
 作者の吉田修一は2002年に芥川賞と山本周五郎賞を受賞するなど賞を総なめにしていて、さすがに文章が上手い。
 原作と映画はほぼ一致した内容だったが、歌舞伎に興味のない私には演目の描写が多過ぎるように感じられた。

 読んだ後にメルカリに出品したら、あっという間に売れてしまった。やはり映画の影響力は大きい。
 

遠い世界に

 
「遠い世界に」 youtubeより

 米国のトランプ大統領がイランへの空爆を始めた。空爆だけで終わるのだろうか。地上戦になればベトナムの二の舞である。
 「五つの赤い風船」がこの曲をリリースしたのは1968年3月で、ベトナム戦争(1955年11月~1975年4月)が泥沼化しつつあった。
 「五つの赤い風船」のリーダーの西岡たかしはラブソングを作りたかったようだが、反戦歌として認識されている。

 多くの人が殺される戦争に大義は空しく響く。大国が主張がまかり通るだけである。一刻も早く戦火がやむのを祈る。
      

いつのまにか君は

「いつのまにか君は」 youtubeより

 先日の草津温泉で、早朝散歩のガイドさんがつま恋から馬に熊よけの鈴を付けて運んだので馬鈴薯になったと教えてくれた。
 私のつま恋の記憶は「ポプコン」(ヤマハポピュラーソングコンテスト)である。この曲は第8回(1974年)の優秀曲賞に選ばれた。
 「何万人かに1つだけのぜいたくな青春 君だけに与えられたものじゃない けれど君だけは」というサビの部分が心に響く。

 この曲を歌った浜田良美は、その後もスタジオミュージシャンとして多くのアーティストのレコーディングに参加している。

 

2026年3月1日日曜日

浴恩館

 
「浴恩館」入口

 今朝、自転車で小金井市緑町の「浴恩館」へ出かけた。小金井市文化財センターとして、郷土資料が展示されている。
 もともと昭和3年(1928)に京都御所で行われた昭和天皇即位大嘗祭の際の建物を日本青年館が譲り受けて移築したもの。
 青年団講習所として使用され、『次郎物語』の作者である下村胡人が講習所長として講習生の指導にあたったという。

「空林荘」の跡

 同じ敷地内に講師の宿舎として建てられた「空林荘」は、残念ながら平成25年(2013)3月に焼失してしまった。
 「浴恩館」は入場無料で、旧石器時代の鏃や石器時代の土器に始まり、小金井の古い地図や文物が展示されている。
 敷地内に小さな池があり周囲は浴恩館公園として整備されているが、「浴恩館」自体を訪れる人は少なそうだった。

 「次郎物語」第5部は「浴恩館」での生活をモデルとして書かれている。図書館で借りて、往時を偲んでみたい。