2026年10月5日月曜日

歴史を紀行する

『歴史を紀行する』(文春文庫、2010年)
 
 いつも古書ばかり買っている私が、司馬遼太郎の『歴史を紀行する』の文庫本を久しぶりに新刊で購入した。
 この本の「近江商人を創った血の秘密〔滋賀〕」という章に「石塔寺にゆけば、近江がわかる」と書いてある。
 このことは、拙著『やっぱり滋賀が好き』の第1章「湖東」の「阿育王山石塔寺」(注1)でも触れている。
 (注)『やっぱり滋賀が好き』(8~11頁)

石塔寺(『やっぱり滋賀が好き』9頁)

 詳しくはそちらをご覧いただきたいが、15年前に石塔寺を訪問した時、摩訶不思議なものを確かに感じた。
 石塔寺があるのは東近江寺の八日市の山沿いで、蒲生野といわれる琵琶湖の東側に開けた平地の端である。
 少し北へ行けば、やはり山沿いに以前に投稿した胡宮神社(注2)や多賀大社などの寺社仏閣が点在する。
 (注2)知命庵: 胡宮神社(クリックすると飛びます)

 石塔寺と胡宮神社の中間には百済寺(注3)がある。そこへ行けば、正に「歴史を紀行する」ことになる。
 (注3)知命庵: 邪馬台国の秘密を参照(クリックすると飛びます)

公開講座

公開講座の案内板

 昨日の午後、一橋大学の公開講座へ出かけた。情報の送付先に登録しており、先日、メールで案内が届いた。
 オンラインか対面の参加を選択可能で、対面での参加を事前申込したが、今回は満席になったと連絡が来た。
 一橋大学の正門からキャンパスへ入ると、上掲の写真のとおり、案内板に「満員御礼」の札が付いていた。

 今回のテーマは「金利はどこまで上がるのか?」であり、それが人気の原因であることは察しがついた。
 開始の20分前だったが、会場のホールで席が埋まり始めていた。私も途中で帰れるように端席に座った。
 席に置かれた大学のロゴ入りの袋に講師の参考図書のご案内が入っていて、裏面は質問票になっていた。

参考図書のご案内

 それを見ていたら、私のあまのじゃくの虫が疼いた。帰りたくなってしまい、席を立って会場を後にした。
 確かに金利が生活に及ぼす影響は少なくはない。会場の参加者はその先行きが真剣に知りたくて来ている。
 しかし、日銀出身の講師は金利のメカニズムを説明しても、その先行きを予測することはしないであろう。

 受付の人に急用ができたと伝えたら、見逃し配信を送ってくれるという。それが届いたら見ることにしよう。

2026年10月4日日曜日

償いの日々

「償いの日々」 youtubeより

 ロックバンド「チューリップ」のリーダーだった財津和夫の曲をまだ投稿していないのが気になっている。
 日本を代表するシンガーソングライターの一人であり、1987年リリースの「償いの日々」を今回投稿する。
 恋人同士が別れた後の気持ちを歌っており、デュエットしている原みどりの高音のボーカルもとてもいい。

 この曲の作詞作曲は呉田軽穂(松任谷由実の別名)で財津和夫ではない。彼の曲はいずれ投稿するだろう。 

ウォーターマンのシャープペンシル

ウォーターマンのシャープペンシル


 先日、万年筆のコンバーター(注)のことを投稿したが、私にはもう一つ愛用している筆記用具がある。
 (注)知命庵: 万年筆のコンバーター(クリックすると飛びます)

 上掲のウォーターマンのシャープペンシルで、20年ぐらい前に銀座の有名な文房具店の伊東屋で買った。
 その特徴は重いことで、手に持つとすぐにわかる。筆圧をかけないで書くのが好きな私には合っていた。

 芯は7mmと太くシャープペンシルの上下を回転して芯を出すので、使い勝手は決してよいとは言えない。
 しかし、そんな手間がかかるところが気に入っていて、今でもシステム手帳のペン挿しに入れている。
 シャープペンシ付属の消しゴムでは文字がうまく消えないが、良く消える消しゴムを別途持っている。

 持っている人は少ないと思っていたが、メルカリで結構売られていた。私は使い続けたいと思っている。

2026年10月3日土曜日

ロビンソン

 
「ロビンソン」 youtubeより

 勤めていた会社の先輩で上司でもあったNさんとメールのやり取りをしていて、この曲のことを想い出した。
 忘年会の二次会でカラオケに行った時、Nさんが歌ったのがスピッツの「ロビンソン」だったと記憶している。
 私はスピッツのことをよく知らないで、犬の名前のようだと思っていたが、一度聴いて良い曲だとわかった。

 「誰も触われない 二人だけの国 君の手を離さぬように 大きな力で 空に浮かべたら ルララ 宇宙の風に乗る」というサビが素晴らしい。
 ただ、高音なので音感のいい加減な私は途中で声がでなくなってしまう。Nさんも苦労されていたと思う。

ヌメロ・ゼロ

『ヌメロ・ゼロ』(河出書房新社、2016年)

 ウンベルト・エーコについては、昨年5月に投稿している(注)。
 (注)知命庵: ウンベルト・エーコ(クリックすると飛びます)

 その時に『ヌメロ・ゼロ』も取り上げたが、実は本が手元になく、画像はインターネットから拝借した。
 拙著で引用した本は手元に残すようにしているが、貸したまま帰ってこないので、改めて今回購入した。

 この本の「訳者あとがき」(206頁)に載っているエーコの言葉が好きなので、再度引用させていただく。

 「私たちの存在は私たち自身の記憶にほかならない。記憶こそ私たちの魂、記憶を失えば私たちは魂を失う」

君のハートはマリンブルー

「君のハートはマリンブルー」youtubeより

 秋が似合う曲ということで、杉山清貴&オメガトライブの「君のハートはマリンブルー」を投稿したい。
 3枚目のシングルとして1984年1月にリリースされているが、私はベスト・アルバムで初めて聴いた。
 「季節外れの BUSが一台 すれちがう 海が見える道」で始まる歌詞が、何となく秋をイメージさせる。

 ラストの前の「夕陽をあつめる ツイードのジャケット 君の背中にかけて」という部分が私は好きだ。
 この曲でツイードのジャケットが欲しいと思ったが、背中にかける相手もいないので結局買わなかった。