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| 『李陵・山月記』(新潮文庫、1969年) |
中島敦の小説を読むと、名文とはこういうものだろうと思う。漢文調の簡潔かつ叙情的な文章が心地よい。
内容的にも中国の古典を題材にしても現在でも十分に通用するものであり、天才作家というのが相応しい。
「李陵」は漢の武帝の時代に匈奴に捕らえられた将軍の話、「山月記」は狂って虎になった人の話である。
中島敦は病弱のため33歳で亡くなった。しかし、解説のとおり「永遠に忘れられぬ作家」 の一人だろう。
この本は古書店の軒先で50円で売られていた。また、まちライブラリー(注)へ寄贈しに行こうと思う。
(注)知命庵: まちライブラリー(クリックすると飛びます)

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