暦の上ではもう冬になったが、今は秋から冬に向かっている感じだろう。朝晩冷えるようになったものの、寒さの本番はこれからである。
そんな季節には「紙ふうせん」の『冬が来る前に』を思い出す。解散したフォークグループ「赤い鳥」のメンバー2名による夫婦デュオである。
1977年のリリースというから50年近く前になるが、ボーカル担当の女性の「冬が来る前に もう一度あの人と めぐり逢いたい」という声が耳に残っている。
『冬が来る前に』 youtubeより
秋から冬に移るのを歌ったものとして『秋冬』という曲がある。マイナーな曲だから知らない人も多いだろう。
数名の歌手が歌っているが、私は三ツ木清隆バージョンで聴いた。1983年12月にシングルが発売されている。
サビの部分の「季節の変わりめを あなたの心で 知るなんて」という歌詞が寒い季節に心に沁みる。
『秋冬』 youtubeより
最後に、冬になった後の曲として、北海道出身のフォークデュオ「ふきのとう」の『白い冬』を取り上げる。
「あなたに逢えた秋はもう遠く 迎えつつあるは悲しい白い冬」という歌詞でわかるとおり、失恋の歌である。
サビの部分は「もう忘れた 全てあなたの事は 秋の枯れ葉の中に捨てた」となるが、冬は別れの季節である。
『白い冬』 youtubeより
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