2026年9月6日日曜日

貌言視聴思(中江藤樹)

「貌言視聴思」

 昨日の「吉田カバン」の投稿で、上記の「貌言視聴思」を思い出した。私のカバンには、この紙が入っている。
 「貌言視聴思」は、近江聖人といわれる中江藤樹の「五事を正す」という教えの「五事」の具体的な要素である。
  中江藤樹については、拙著『「びわこ検定」でよみがえる』の第2章と第6章で、2回に分けて書いている(注)。
 (注)「近江聖人」(57~62頁)、「中江藤樹」(220~222頁)を参照

 時間が経ったので細かいことは忘れてしまったが、当時、中江藤樹からいろいろな事を学ぶことができた。
 実は、会社の後輩の女性から結婚披露宴のスピーチを依頼され、貌言視聴思」を使って話したことがある。
 女性が長岡市出身だったので、長岡藩の幕末の英雄、河井継之助が陽明学派であったことから話を始めた。

 日本の陽明学の祖といわれる中江藤樹に話を転じて、結婚した後も貌言視聴思」が大切であると説いた。
 「貌」「言」「視」「聴」「思」はそれぞれ大切であるが、特に「思」は心の問題であり難しいという話をした。
 話下手の私にしてはスピーチは思いのほか上手くいって、女性から「両親が喜んでいました」と言われた。
 
 改めて「貌言視聴思」を見ると、良いことが書いてある。最近は忘れていたが、もう一度原点に戻ろう。

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