| Best of Soul Ballad のジャケット |
ソウル・バラードの名曲、モーリス・ホワイトの"I Need You"。裸の背中を見せて横たわる女性のジャケットに釣られて買ったCDの1曲目に入っていた。
この人が歌った曲は、私はこれしか知らない。調べてみると、アース・ウィンド・アンド・ファイアーのバンドリーダーで、生涯唯一のソロアルバムに収録されたらしい。
メロウな感じのスローなテンポで始まる曲が、"You say"でいきなり転調し"I need you"と高らかに歌い上げる。その歌声は圧倒的で、何度聴いても思わず口ずさみたくなる。
"I Need You" youtubeより
防弾少年団(BTS)の"I NEED U (Japanese Ver.)"もいい。デビュー3年目にして音楽番組で1位を獲得した曲だけのことはある。
韓流には何の興味もなく、「『冬のソナタ』のペ・ヨンジュンとペヤング・ソース焼きそばは何か関係があるのか」などとふざけたことを言っている私であるが、知り合いの韓流好きの男性に教えてもらった
サビの部分で合いの手のようにテンポ良く"I need you girl"が繰り返される。見た目だけのアイドルグループと思っていたが、楽曲もしっかり作られている。
"I NEED U (Japanese Ver.)" youtubeより
最後はバリー・マニロウの"Mandy"である。1974年にレコーディングされ、Billboard Hot 100で第1位を獲得した。
かつての恋人の優しさを理解できず、遠くへ追いやってしまったことを悔やみ、Mandyという彼女の名前を繰り返し叫ぶ。
タイトルは"I need you"ではないが、曲のラストの部分で、"And I need you"と歌い上げるバリー・マニロウの声は余韻となって耳に残る。
"Mandy" youtubeより
"I need you"は"I love you"よりも強い表現である。単に愛しているだけではなく、必要としている。生きていく上でかけがえの無い存在である。その人がいなくては生きていく意味が感じられない。
そんな"I need you"と言いたくなる人があなたにはいますか?
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