2025年7月20日日曜日

私の本棚

私の本棚の一部


 三省堂の新明解国語辞典(第七版、2012年)によれば、ブログとは「個人が日記形式で書き込めるウェブサイト。開設者は身辺の出来事や、その感想を記したりし、閲覧者はそれにコメントを記すことができる。」とされている。
 近所の珈琲豆焙煎所で「ブログの閲覧数が伸びない」と愚痴っていたら、ご主人が「今日の出来事を書いてみたらどうですか」と言われたので、昨日、本を売りに古書店へ行った話を書いてみることにする。

 私の小さな部屋には本棚が二つある。一つは近くにあった府中家具店の閉店セールの時に買ったガラス扉付きのもので20年近く愛用しているが、奥行きがあって多くの本が置けないので、下部がレール付きで前後に文庫本などを置ける本棚をニトリで購入した。
 そんなに本を買う方ではないが、辻邦生が好きで単行本があれば買ったり、滋賀に関する本を見つけては買っていたら、徐々に本が増えてしまった。そこで、本当に残したい本と執筆の資料となった本以外は処分することにした。

 主に近所のブックオフへ持っていったが、古い単行本はISBN(国際標準図書番号)がないとか状態が悪いという理由で値段が付かないことが多かった。先日、最後に残った辻邦生の本などを20冊ほど持って行ったが、2冊しか値段が付かないと言われた。
 一旦そのまま持ち帰ることとし、昨日、値段の付いた本を含めた3冊を別の古書店へ持って行ったところ全て値段が付かないと言われた。念のため、もう1軒古書店を当たってみたが、そこでも値段は付かないと言われた。

 結局、再びブックオフへ持ちこんだところ、ISBN(国際標準図書番号)がある比較的最近の本が150円で売れた。ブックオフも古書店も売れない本を買う訳にはいかないので、仕入れに厳しいのは当然であり、査定に不満はない。
 ただ、一般的には古い本はブックオクでは値段が付かないが古書店では買ってもらえると思っていたが、そういうことでもないらしい。写真は最終的に残った私の好きな本である。売ることはないが、値段が付かないのは間違いない。

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