故人を追悼する記事を今年の1月と2月に2回投稿した。今回のT君で3回目となるが、これで最後にしたい。
投稿するのがいいか迷ったが、やはり投稿しようと思う。彼は私の「命の恩人」と言うべき存在である。
彼が亡くなってから、あと4カ月余りで5年が経つ。会社の後輩で50歳になるかならないかだったと思う。
ある支店の支店長になっていて、近くへ行く機会に会おうと連絡を取った際、彼が病気になったと知った。
まだ若かったし、快活なスポーツマンだった。そんな彼が病気になるなんて、私にはとても信じられなかった。
心から回復を祈っていたが、あっという間に逝ってしまった。最後にもう一度会うことはできなかった。
本当に素晴らしい人物だった。彼のことを悪く言うのは聞いたことがない。周囲の誰からも好かれていた。
将来は出世すると誰しもが思っていた。その実力は間違いなくあった。本当に惜しい人を失ったと思う。
まさに運命のいたずらである。彼がもっと偉くなって活躍する姿を見られなかったのが、残念でならない。
お葬式には行けずお線香を郵送した。三回忌にも手紙とお線香を郵送した。奥様から丁重なお返事をいただいた。
現在でも、たまに彼のことを思い出すと悲しくなる。長く生きればいいものでもないが、彼の場合は早過ぎた。
「善人は早死にする」という諺があるが、「早く亡くなった善人は強く記憶に残る」ということではないだろうか。
私が仕事で一番大変だった時、彼がそばにいた。部下というよりも同僚といった感じで、助けてもらった。
難しい仕事だった。私はストレスで鬱になり「もうダメだ」と弱音を吐いた。それでも彼は支えてくれた。
それが「命の恩人」と思う理由である。彼は頭脳明晰で実行力があり、どんな仕事もやり遂げることができた。
彼がいなければ、現在の私はなかったのではないかと思う。今更御礼のしようもないが、ご冥福を祈りたい。
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