"New York, New York" youtubeより
フランク・シナトラの"New York, New York"である。彼の曲と思っていたが、もともとは1977年公開の映画『ニューヨーク・ニューヨーク』で、ライザ・ミネリが歌っていた。
私はニューヨークで少し年上の同僚がカラオケバーで歌ったのを聴いたのが最初だった。米国の大学を卒業し英語が堪能な人で、スローで難しい曲を上手に歌った。
歌詞の最後の"It's up to you, New York, New York"がとても印象に残った。何度かカラオケで挑戦してみたが、歌も英語も上手くない私は途中で挫けてしまう。
"My Way" youtubeより
フランク・シナトラは"My Way"で有名である。日本でもいろんな人がカバーし邦訳されているので歌詞もよく知られている。
中高年の男性が過去を振り返り、後悔がない訳ではないが自分の人生だったと歌うスローで渋い歌だが、"New York, New York"の方が私は好きだ。
ニューヨークの自由な感じが出ているし、未来は自分次第というところがいい。全くそのとおりである、自分で決める以外にない。
"Can't Help Falling in Love" youtubeより
話は変わるが、スローでいい曲として他に思いつくのは、エルビス・プレスリーの"Can't Help Falling in Love"である。
"Wise men say. Only fools rush in."で始まる歌詞でわかるとおり、恋とは愚か者がすると相場が決まっているらしい。
しかし、"Can't help ~ing"というイディオムと"fall in love"という言葉のとおり、恋とは落ちてしまうものでもある。
4 件のコメント:
New Yorkの思い出も教えていただき、ありがとうございます。
どこかで聞いたことがあると思い調べてみると、2012年にイチローが出演したキリン一番搾りのBGMでした。。
リアルタイムでは曲を知らない世代ですが、いい曲ですね。
コメント、ありがとうございます。イチローのCMですか、まさに "it's up to you" ピッタリですね。
都市の名前をタイトルにした曲は多い。ように思う。東京とかパリとかイスタンブールとか、ロンドンとか。しかし都市の名を連呼する歌は少ない。ように思う。パリはパリパリになるのでこれは良くない。ニューヨークの場合、高揚感、上昇志向、無国籍、余りにも都市過ぎる。連呼するのは分かる。
Fシナトラ、アメリカ人の歌い手は、声もいいのだが、目いっぱい歌って、ピンと張って、しかもブレない。日本人の多くはこれができない。Your voice is weak.と何度も言われた。
コメント、ありがとうございます。ご当地ソングとは違うかもしれませんが、私は、西島三重子の『池上線』や『千登勢橋』が好きです。また、日本人の歌手では亡くなった尾崎紀世彦はどうでしょうか。他人の曲をカバーしても実に上手く歌うと思いますが。
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