東京藝術大学大学美術館で開催されていた
「観音の里の祈りとくらし展」に行ってきた。
終了間近に新聞広告で知って、最終日前日の
土曜日に出かけた。開館の午前10時に到着
したが、さすが東京・上野である。チケット
売場に行列ができていた。「びわ湖・長浜の
ホトケたち」のサブタイトルどおり、湖北の
仏像等が数多く展示されていた。長浜市の方
と少し話をしたところ、地域で本当に大切に
している仏像はなかなか持って来れないとの
ことだった。確かに、医王寺や石道寺で僕が
見た観音は展示されていない。国宝である
渡岸寺の十一面観音を持って来られる訳も
ない。見物客で混み合う中、出稼ぎに来た
観音達には申し訳ないが、現地へ行かねば
ダメと思いながら足早に会場を後にした。
渡岸寺の十一面観音を持って来られる訳も
ない。見物客で混み合う中、出稼ぎに来た
観音達には申し訳ないが、現地へ行かねば
ダメと思いながら足早に会場を後にした。
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