2016年7月29日金曜日

知事公館

知事公館とは北海道札幌市にある建物の
ことである。先日札幌へ行く機会があった
ので訪れてみた。かつては森源三の私邸
であったと聞いたからだが、開館時間前で
四方を塀で囲まれて何も見えなかった。
森源三は長岡出身で河井継之助の側近
だった人物である。維新後は札幌農学校
の創設に関わり第2代学校長を務めた。
北海道で初めての民選の衆議院議員との
ことだが、あまり知られていない。前日
会った北海道大学の教授がクラーク博士
ばかり注目されるが、新渡戸稲造なども
もっと評価されるべきではと話していた。
森源三についても同じ事がいえるだろう。

2016年7月21日木曜日

園生忌

辻邦生が平成11年に亡くなって今年で
17年になる。命日の7月29日は園生忌
と言われるが、初期の短編「遠い園生」
から名付けられたのだと思う。園生忌に
合わせて「春の戴冠・嵯峨野明月記」展
が学習院大学で開催されている。18日
の海の日に行ったところ、直筆資料等も
あって興味深かった。受付の女性の方に
「辻先生はとてももてたでしょうね」と
尋ねると、「いつも女子学生に囲まれて
いたようです」という答えが返ってきた。
羨ましいかぎりである。あやかりたいと
思ったわけではないが、神田の古本屋で
「嵯峨野明月記」を買った。限定五百部
というだけあって、予想通り高かった。

2016年7月16日土曜日

萬葉集

人生の師の一人と一方的に思っている
佐藤氏と万葉仮名についてメールで話
をした時、新潮の万葉集に載っていない
と言ったら、岩波の新日本古典文学大系
を買ったらどうかと勧められ購入した。
神保町の岩波ブックセンターで、巻一と
巻三が品切れで新品では手に入らないと
わかり、岩波専門の古本屋へ行くと五巻
揃っていたので、すぐ買うことにした。
新品とほぼ同じ値段だったが、現金で
払う言うと送料をまけてくれた。新潮の
万葉集を処分しようとしたら、本により
解釈が異なっているので「捨てるな」と
また佐藤氏から指導を受けてしまった。