2016年3月20日日曜日

近江国輿地志略

古本屋で購入したもの。先週見つけて欲しいと
思ったが、高価だったので買うのを躊躇った。
ネットで調べてもなかなか無いし、第一巻だけ
でもかなりの値段が付いていたので、思わず
買ってしまった。団体が保管していたもので、
蔵書印があるし、インデックスが付いていた。
「滋賀文化財教室シリーズ」No.231によれば、
「近江の歴史を研究する人々にとって『近江
輿地志略』ほど重宝な資料(地誌)はない
だろう」とされている。近江に関する書籍が
相当増えてきたので、古本屋巡りは止めて
読まずに貯まった本に目を通していきたい。

2016年3月12日土曜日

俳風柳多留

「はいふうやなぎだる」と読むのだそうである。
古本屋の店頭で安く売られていたので購入した。
箱の帯には「“川柳”発祥の本」と書いてある。
明和二年(1765年)編纂の句集の口語訳で、
昭和五十九年(1984年)に出版されている。
全部で756句のうち第47句の「子が出来て
川の字形に寝る夫婦」の注は「それまでの夫婦
の共寝を匂わせる」であり、確かに洒落ている。


2016年3月6日日曜日

ジバニャン

妖怪ウォッチの地縛霊、「ジバニャン」のお面
である。百貨店で駄菓子と一緒に売っていた。
人気があるそうで展示品しか残ってなかった。
最近、たまたま鈴木博之氏の「東京の地霊」を
読んだ。地縛霊はともかく、それぞれの土地に
まつわる過去は確かに存在し、それを知れば
人は影響を受けることになる。そう考えていくと
地縛というより自縛の方が適当かもしれない。