古本屋で購入したもの。先週見つけて欲しいと
思ったが、高価だったので買うのを躊躇った。
ネットで調べてもなかなか無いし、第一巻だけ
でもかなりの値段が付いていたので、思わず
買ってしまった。団体が保管していたもので、
蔵書印があるし、インデックスが付いていた。
「滋賀文化財教室シリーズ」No.231によれば、
「近江の歴史を研究する人々にとって『近江
輿地志略』ほど重宝な資料(地誌)はない
だろう」とされている。近江に関する書籍が
相当増えてきたので、古本屋巡りは止めて
読まずに貯まった本に目を通していきたい。
「はいふうやなぎだる」と読むのだそうである。
古本屋の店頭で安く売られていたので購入した。
箱の帯には「“川柳”発祥の本」と書いてある。
明和二年(1765年)編纂の句集の口語訳で、
昭和五十九年(1984年)に出版されている。
全部で756句のうち第47句の「子が出来て
川の字形に寝る夫婦」の注は「それまでの夫婦
の共寝を匂わせる」であり、確かに洒落ている。
妖怪ウォッチの地縛霊、「ジバニャン」のお面
である。百貨店で駄菓子と一緒に売っていた。
人気があるそうで展示品しか残ってなかった。
最近、たまたま鈴木博之氏の「東京の地霊」を
読んだ。地縛霊はともかく、それぞれの土地に
まつわる過去は確かに存在し、それを知れば
人は影響を受けることになる。そう考えていくと
地縛というより自縛の方が適当かもしれない。